
松葉蒸留水にたくさんのご注文ありがとうございます。
記事「松葉茶の可能性」の要点まとめで「松葉にはスラミンが含まれる」とお伝えしましたが、厳密にいうとスラミンは、松葉油の抽出物に由来する単離された化合物 であって、投与方法は点滴静脈注射のみになります。もっと専門的にいうと、「スラミンはトリパンブルー由来で、トリパンブルーは松根油の誘導体であるトルエンの誘導体」ということです。
参照した元記事 PINE TEA: Possible Antidote for Spike Protein Transmission では、「スラミンはシキミ酸の医薬品バージョン。シキミ酸はマツから抽出される」という表現が使われています。
ですので、「松葉にはスラミンが含まれる」というと、スラミンが成分のように聞こえてしまうのでおかしな表現ですね。
こちらの記事によると、
・スラミンは寄生虫やウイルスに対する効果的な解決策のひとつであるものの、パンデミック下においては秘匿され、誰もがオープンに利用できるものではない。
・しかし、松の根や新葉からそのもととなるものを採ることで、誰もがこの解決策を利用できる。
・スラミン(分離抽出物)、松葉茶(松、モミ、杉、トウヒの針の熱水抽出物)、および松根油(エッセンシャルオイルの水蒸気蒸留によって針葉から得られる)の間には直接的な関係がある。
そしてこの記事の作者は、こういっています。
これについての私の個人的な見解は、抽出物のほんの一部よりも、その源となる自然なハーブ全体をとる方がはるかに優れている、ということです。ハーブ全体には、分離された化学物質には欠落している他の多くの効能、恩恵があります。
植物も単なる化学物質の寄せ集めではなく、生きた生命体、エネルギー体です。人間という生命体の神秘がすべて解き明かされていないように、植物という生命体の神秘もまだまだ未知の領域がたくさんあります。でも、すべてがわからなくても、昔から伝えられている方法によって、植物、ハーブ全体のホリスティックな恩恵にあずかることはできます。
・シンプルにハーブを食べる。
・ハーブをお茶にして飲む(熱水抽出)。
・ハーブをひたしたお湯につかる。
・ハーブを蒸した蒸気を浴びる、吸入する。
・ハーブを水蒸気蒸留したハイドロゾルを利用する(吸入、経皮吸収など)。
・ハーブから抽出した精油でアロマテラピー。
など、まだまだほかにもありますが…
水蒸気蒸留で抽出するハーブウォーター、ハイドロゾルには数千年の歴史があり、古代エジプトでは錬金術師や司祭、祈祷師などに珍重されていたといわれています。
11世紀、イブン・シーナー(哲学者・医師)によって蒸留法が飛躍的に発展し、絶頂期の18世紀には200種類のハーブウォーターがあったそうです。
しかし、性質上商業ベースに乗らないため、保存性に優れた精油にとってかわられていき、本来のハイドロゾルから精油をとったあとの液体が「ハーブウォーター」と呼ばれるようになっていきました。
本来のハイドロゾル、ハーブウォーターは、精油を分離しない、オールインワンの抽出物です。身体面、精神面、エネルギー領域と、ホリスティックな作用が期待されます。

新鮮な、オールインワンの松葉蒸留水。順次発送してまいりますので、今しばらくお待ちくださいませ。