冬のタマヌオイルとキャップについて

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立冬も過ぎ、いよいよ冬本番。石垣島はまだ半袖の夏日ですが、皆様お住まいの地域では、だいぶ気温が低くなっているのではないでしょうか。

「タマヌオイルが固まった」というお声をちらほら耳にするようになりました。

タマヌオイルは気温が低くなると凝固するオイルです。

精製度が低いこと、また、油に含まれるさまざまな脂肪酸のうち、飽和脂肪酸の割合が大きいほど、かたまりやすくなります。ココナツオイルや、エクストラヴァージンオリーブオイルなども、低温では固まりやすくなります。一方、サラダ油のように化学的に高精製したオイルは融点が低く、低温でも固まりません。

ラベルには、「固まった場合は容器ごと40℃以下のぬるま湯につけて、あたためてからご使用ください」と表記しておりますが、秋田に住む母からは、「もうずっと固まったまま!  いちいちお湯につけて融かして使うなんて、面倒くさくてできないわよ」と言われてしまいました。

なるほど、おっしゃる通り。朝の忙しい時間など特に、いちいち湯せんなんてやってられませんね。暖房のきいた暖かい部屋に保管していただく、という手もありますが、それでも夜や留守の間は気温が下がり、固まってしまうことも多いでしょう。

そこで、ご提案です。冬の間は小さな広口の容器に少しずつ移し替えていただき、固まったままバームのようにお使いいただくと便利です。

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石垣島ではまだ20℃を下回らないので、冷蔵庫に入れて固めてみました。この固まったオイルを指の腹でちょっととっていただくと、体温ですぐに融けます。

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こうして塗っていただければ、忙しい朝でも、さっとお使いいただけるかと思います。

オイルの凝固は、白濁したり、ぷちぷちと粒状になったり、全体的に固まったりとさまざまですが、いずれにしても品質にはまったく問題ありませんので、ご安心ください。

また今月より、オンラインショップでご注文いただく商品は、キャップをチャイルドプルーフタイプからシンプルタイプへと変更しております。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チャイルドプルーフキャップは、押し回すことによりキャップ内部の凹凸がかみあって外側と内側が一体となり、力が伝わって開く仕組み。お子様がいたずらして開けたり、誤飲などを防ぐ目的で作られているキャップですが、その複雑さにより、「最初から開かない」「何度も使っているうちに開きにくくなる」「到着時にオイルが漏れていた」などの問題が発生し、複数のお客様にご迷惑をおかけしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした。

いちばん単純なシンプルタイプのキャップに替えることで、ご迷惑をおかけすることも極力少なくできるのではないかと考えております。プッシュ式の容器も検討いたしましたが、「確実に一滴ずつ使えるスポイト式が好ましい」というお声を多くいただき、キャップのみを替える改善策をとらせていただきました。

今年の六月から販売をはじめたばかりの石垣島タマヌオイル。問題点がみつかりましたら随時改善してまいりますので、今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

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