ずーっと晴天続きで気持ちいいのですが、畑の水やりが欠かせないこの頃。
よもぎがイキイキと萌えだしていて、毎日のように「えっ、一日でこんなに伸びたの?」と目をみはるほどです。
日本中どこでも、道ばたや空き地でもたくましく育つよもぎは、誰もが知る身近な薬草ですね。
春、芽吹いた新芽で作った草もちの香りは格別です。
約400年前の中国漢方生薬をまとめた『本草綱目』にも記されており、よもぎ茶は健胃整腸のほか、神経痛、血圧降下にも有効とされています。
またよもぎの薬湯に浸かると体が温まり、腰痛、腹痛、痔、婦人病、皮膚炎などにも用いられてきました。
豊富なクロロフィル(葉緑素)には、殺菌作用や体の免疫を強くするインターフェロン増強作用があり、カルシウムも豊富。
最近では韓国伝統の「よもぎ蒸し」も人気ですが、韓国でよもぎ茶は「やせるお茶」として飲まれています。血が滞る「瘀血」をなくし、脂肪代謝を正常に整えるので、自然にやせることができるとのこと。
過酸化脂質の生成を抑える作用もあり、脂肪のサビを減らして老化を防ぐともいわれます。
そんなよもぎの葉の、いちばんいいタイミングをみはからって摘み、じっくりと低温で乾燥させたよもぎ葉とよもぎ粉末を、オンラインショップに追加しています。
よもぎ葉はお茶のほか、お風呂やよもぎ蒸しに、よもぎ粉末は草もちやよもぎ蒸しパンなどお菓子作りにもお使いいただけます。
加工の段階で取りのぞいたよもぎの葉柄をお茶にして飲んでいますが、よもぎの香りがふわっと匂いたって、とてもおいしい!
春の香りのよもぎ茶、いかがでしょうか?