春の日差しを感じる一日、友人と野草摘みに行ってきました
野草酵素を仕込むためです
海岸林や浜辺で、萌え出たばかりのぴかぴかの新芽を少しずついただきました
浜辺の、ほとんど砂地のところにも、ハーブがあります
ハマゴウ
実を乾燥させたものは生薬で蔓荊子(まんけいし)といい、頭痛、神経痛、中耳炎などに用いられます
萌え出たばかりの若葉はそのままサラダにしたり、乾燥してお茶にしたり
オレガノに似たほろ苦味が特徴
香りがよく(浜香とも)、葉と実を煎じた液をお風呂に入れてハーブバスにします
私は乾燥させた葉をそのまま布袋に入れて、お風呂に沈めています
5月頃、薄紫色の花が満開になります
モンパノキの新芽
てんぷらにするとおいしいです
岩場にはりつくイソマツとミルスベリヒユ
イソマツは黒い枝がカラスの足のようなので、石垣島ではカラスノパンともよばれます
関節の痛みや、糖尿病に用いられることも
多肉ちゃんのミルスベリヒユ
生食できるので、その場で摘んで食べても美味
ほんのりした酸味に海水の塩けが加わって、シャキシャキした口当たりです
便秘やのぼせにいいとされます
ハマボッス
花の色は白~ピンク色
利尿作用があるとされています
ミツバノコマツナギ
藍の仲間ですが、インドのマハーラーシュトラ州では、茎に抗腫瘍、抗炎症、抗ウィルス、抗ミコバンバクテリア作用が、葉と花は皮膚がん、咳や腸の膨満感に効くとされ、葉は堕胎薬とされたそうです(ウィキペディアより)
ハマダイコン 葉をサラダに
ツルナ さっとゆでておひたしに
シロバナミヤコグサも満開
日本では沖縄でのみ見られ、オーストラリアでも絶滅危惧種
ミツバチさんが訪花しています 浜辺でもよく働いているのをみかけます
ほんの少しずついただいた新芽
海のものも山のものも、さまざまな種類の野草をあわせて手作り酵素にします